NO.02 ルイ・イシカワ

ある日

INUINUは遊園地の前で立ち止まっていました。

楽しそうな音が聞こえるのに

一歩が踏み出せません。

その時

カシャ

という音がしました。

振り返ると

フィルムカメラを持った人が立っていました。

帽子を深くかぶっていて

顔はよく見えません。

「その顔、いいね。」

それが

ルイ・イシカワでした。

ルイは

乗り物よりも

その日を写真に残すことが好きでした。

観覧車

メリーゴーランド

ホットドッグ

わたあめ

ベンチで休む時間

遊園地には

小さな思い出が

たくさん落ちていると言います。

「今度、大阪でTシャツ展をやるんだけど」

そう話すと、

ルイは少し考えて

「一枚じゃ足りないね」

と言いました。

数日後、

届いたのは

九枚の写真でした。

どの写真にも

INUINUがいました。

でも、

どれも違う表情でした。

「主役はINUINUがいい」

ルイはそう言って笑いました。

一番大きく写っていたのは、

INUINUでした。

その九枚の思い出が

このTシャツになりました。

完成した作品は

写真なのに

物語が聞こえてきました。

INUINUは思いました。

「この人は

思い出を集めるのが上手だ」

だから、

二人目のアーティストになってもらいました。

NO.02 ルイ・イシカワ

コラージュ写真家

「今日は何枚、思い出を残せるかな」


こちらのTシャツは

7月10日・11日に開催する大阪イベントで先行販売いたします。

ぜひ会場で

ルイ・イシカワとINUINUの出会いの物語も

あわせてお楽しみください。